コミュニケーションにつながる名刺をつくろう! レポート

コミュニケーションにつながる名刺をつくろう! レポート

こんにちは! デザイナーのアロード(@arowd_info)です。

2023年10月7日(土)に開催した「コミュニケーションにつながる名刺をつくろう!」イベントのレポートをお届けします!

名刺づくりのワークショップは、交流会などで名刺を交換しても印象に残らないような方が多いことや交流会の場なのに、なぜか名刺をもってこない方がいることで、いつかやってみたいと思っていたイベントです。

名刺は、コミュニケーションする上で、とても役に立つツールです。
初対面の場合、まずは名刺交換から始まることが多いと思うので、自己アピールとして自作したいと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、渡す相手や場所を考えて作らないと、満足な効果を得ることはできません。

そんな理由から、どういった内容がよいか、何を想定して作成すればよいかを一緒に考え、実際に手を動かしてコミュニケーションにつながる名刺を作ることができれば…と考えました。

それでは早速、当日のレポートです!

イベントの詳しい概要はこちら

# コミュニケーションにつながる名刺をつくろう! 名刺を自作してみたい! という方、結構いらっしゃるのではないかと思います。 なかなかうまくいかなかったり、どう…
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開場

今回の会場は「デジタルハリウッドSTUDIO吉祥寺」です。

ありがたいことにご縁があり、この度お借りすることができました。
以前より懇意にさせていただいた相原さん(今回のスタッフです)が、デジタルハリウッドで講師をされており、紹介していただけました。

とても素敵なスタジオで、全国のデジハリさんの中でもトップクラスを争うお洒落空間とのこと。ロケーションも良く、晴れている日には富士山を見ることもできるそうです。お借りできて、本当に感謝です!

14時開始に向けて、会場には参加者の方々が続々と集まってくださいました。

来場された方から、受付でお名前をお聞きして、名札用のシールと、今回ワークショップで使う名刺カードをお渡ししました。スタッフで参加いただいたAnさんの丁寧なご案内により、着席いただきました。

講師・スタッフ紹介

参加者の皆様が揃い「コミュニケーションにつながる名刺をつくろう!」開始です。
まずは今回お手伝いいただくスタッフをご紹介させていただきました。

今回お手伝いいただいたスタッフ

相原典さん … Web制作の講師をしつつ、クライアントワークもしているベテランさん。スクールを卒業した方に向けたBeans Collegeを運営。とっても話しやすい気さくな方です!

川崎さん … アートやファッション、エンタメに強い、アートディレクター&グラフィックデザイナー。個性とセンスの光る素敵な方です!

Anさん … EC運営に従事しながら、デザイナーとしても活動。色々勉強したいということで今回はお手伝いくださいました。周りを元気にしてくれる明るい存在!

松本さん … デジタルハリウッド吉祥寺スタッフ。打ち合わせからとても親切に対応いただきました。

名刺を手書きで作ってみる

スタッフの紹介が終わり、早速ワークショップ開始です。

まずは、お渡ししたカードを使って、手書きで名刺を作成してみることから始めていただきました。

ここでは、まだ私からは多くを言わず、自身で考えてアピールするのに必要だと思うものを入れてください、とお願いしました。

特にルールは設けませんでした。両面を使用しても、あしらいをしても、何種類作ってもよい、という自由な制作の時間です。

制限時間は10分。

皆さん熱心に考えながら創意工夫されていましたが、短い時間でしたのであまり想像を広げる余裕がなかったかもしれず申し訳なかったです。

(また開催する際には時間配分の検討が必要ですね)

実際に交換してみる

10分が経過したので、今度は手書きで作った名刺を実際に交換をしてみます。

まずは近くの席の方で、はじめましての方との交換を勧めました。

名刺をお渡しして、1、2分経ったらまた別の方と交換をしていく…。

20分の時間を設けて、自作した名刺でどれだけ、どのような内容でコミュニケーションが取れるかを実践していただきました。

皆さん、名刺を手に色々とお話をしながら、問題なく名刺交換ができたように見えましたが…会話のはずみ具合、話題性などいかがだったでしょうか?

そのあたりを踏まえながら、次は講義に入ります。

講義

講義では、下記の内容をお話しました。

想像力を働かせる

実際に名刺交換をしてみてどうでしたか?スムーズにお話できたでしょうか?
あなたのことをまた思い出してくれるでしょうか?

そう振り返ってみたときに、どうだったかを考えてみていただきました。

アピールは充分にできていたか、もし上手くいかなかったと思っている場合、何が足りなかったのか。

名刺はあなた自身を表し、コミュニケーションを取るための重要なツールです。
想像力をしっかり働かせましょう、とお話しました。

会話のフック

名刺をお渡しして会話を弾ませるためには、相手のことを考えた名刺が作られていることがポイントとなります。

会話のフックとなるワードを入れることは、とても大切です。

交流を主体とするような場所であれば、共感しやすい身近なことを入れるのはとてもよいと思います。

例えば、今回スタッフのAnさんは、競馬とビールが好きだと入れています。

他にも私がお世話になっている方を例に挙げると、ラジオ鑑賞や野球観戦などを入れていて、趣味が合う場合には、会話が盛り上がると言っていました。

名刺の使い分け

ただし、きちんとしたビジネスの場では上記のような名刺は不向きな場合があるので、注意が必要です。

カチっとした名刺がもう一枚ある、というのもよいかもしれません。

趣味やSNSで知り合った方と交換するような名刺は、自分の個性をアピールできるもので、きちんとしたビジネス用の名刺は、自分ができること、この人と繋がると特だと思われるような情報が入るとよいかと思います。

文字の扱い

名刺には、イラストや写真が入っているものもありますが、主役は文字です。

しっかりと読ませるよう心掛けたいところです。

読みやすく分かりやすく、文字の強弱やフォント選び、文字間や行間、しっかり気を配る必要があります。

例えば営業資料を例にあげると、一般の方とデザイナーが作る営業資料では、まったく違います。

これは、文字の扱い方や読みやすくしようとする工夫に違いがあり、より分かりやすく理解してもらおうという文字に対する配慮が違うのです。

…文字の扱いについての講義を始めると数時間かかってしまうので、今回は「文字を大切に扱いましょうね」ということだけお伝えしました。

以前のオンラインイベントでこのあたりは詳しくお話しているので、そちらのご案内もしました。

できるかもデザイン 初学者あるあるデザイン改善ライブ!名刺編【レポート】
こんにちは!デザイナーのアロード( @arowd_info )です。 2021年7月9日(金)に行われた、第8回「できるかもデザイン」のレポートをお送りします。…
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雰囲気の作り方

雰囲気の作り方については、今回はアートディレクターの川崎累さんがスタッフで入ってくださっているので、実際に作りながら累さんや私に、どんどんご質問していただくようお願いしました!

アプリケーションで作成する

講義後は、Adobe Illustrator を使用しての名刺作りに取り掛かってもらいました。

先ほどの名刺交換での体験と講義内容を元に、必要な情報を追加しながら名刺をデザインしていきます。

40分の時間を設けて、その間、皆さんが制作している様子を見て回りました。

ひとりひとりお話を聞きながら、アドバイスさせていただいたのですが、熱心に向き合っている姿を見られるのはよいものですね…。

楽しみながらも、悩み、苦しみつつ、名刺作りに没頭されていました。

やはり「想像力」「会話のフック」という留意点には、特に頭を悩めていたようで、書く情報がなかなか浮かばない方もいたようです。

しかし、最初に仮の名刺で交換を行っているので、実際に交換する際のイメージが湧きやすかったのではないかと感じました。

フィードバック

最後は、実際に作った名刺のフィードバックタイムです。

あまり時間はとれなかったのですが、全員の名刺に触れてコメントをさせていただくことができました。

個性的だったり、素敵なアイデアであったり、ご自分の特性を上手く落とし込めている方もいました。

まだまだ未完成の方もいたので、ここから上手くブラッシュアップしていっていただけるとよいなと思いました。

そんな中、特に素晴らしかった方へ、特別賞として以前私が執筆した本を差し上げました!

編集者の方なのですが、名刺が本棚のデザインになっていて、ご自身がされていることをしっかりアピールできていましたし、アイデアも抜群でした!会話のフックの役割も十分果たす果たすと思います。

私の本は印刷したものは最後の一冊でしたので、心を込めた特別賞です!

オンラインではまだ販売しているので、リンクを貼っておきます。

【PDFダウンロード版】 印刷された本が完売となりましたで、PDFダウンロード版を用意いたしました。内容はほぼ同じものとなります。 ワンコインレビューとは、15…
arowd.booth.pm

それから最後に、印刷所についてもお話をしました。

私のオススメの印刷サービスを紹介させていただいたのですが、今回推薦した理由は、ネットで印刷してくれて、かつサンプルをいただけるところになります。

ただ、一番のオススメは、地元の印刷所で相談しながら信頼できる担当の方を見つけることです。とお伝えしました。

開催してみての感想

名刺づくりのワークショップ開催は、初めての試みでした。

実際に行ってみて感じたのは、圧倒的に時間が足りない…! ということ。

次にやるときは、もっと時間をかけてやりたいと思いました。

でも…とても良い感じにできた!と思っても、結局、何度も交流の場で交換してみなければ、名刺の改善点はなかなか見えにくいものです。

なので、実際に何度も作って印刷して試していただくのが一番の勉強になると思います。紙にもこだわって、お客さんへ提案できるようになれるのが理想です。

参加いただいた皆さんには「#つながる名刺」というハッシュタグを付けて感想などをXにてポストいただいているので、よかったら検索してみてください。

まとめ

参加いただいた方、スタッフの皆様、デジタルハリウッドSTUDIO吉祥寺様、ありがとうございました!

今回作っていただいた名刺はまだ未完成だと思いますので、完成したあかつきには、ぜひ私と名刺交換をしていただけたら嬉しいです。

さて次回は「第2回たのしいデザインレビュー」を2024年3月に開催予定です!

日程や詳細につきましては、以下のリンクよりご覧ください。

# 第2回 たのしいデザインレビュー デザインレビューとはどういうものかを体験してもらい、ものづくりに関わる方同士の交流を深めることを目的としたイベントになりま…
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