集客を考え、明るい印象にする
レビュー利用者
webデザイナー歴2年。ランディングページデザインの仕事をメインに活動中。 商品の魅力がより伝わる、メリハリのあるデザインを提供できるよう日々学んでいます。
ターゲット
整体を受けたいと思っている40・50代
用途
リスティング広告からの流入を想定したLP
コンセプト
ひと目でサービス内容と得られる効果が想像できるようにしたい。 女性向けの整体コースなので、女性らしい装飾で「綺麗になれる」と期待できるようなデザインにしたい。
抱えている悩み
メリハリをつけるための色使いや、装飾の引き出しが足らない。 迷走すると要素を囲むデザインにしがち。
LP制作をご依頼くださった powwowさま より、公開許可を得て掲載しています。
第一印象を意識する
サイトとしてのゴールは予約していただくことになりますが、真のゴールとしては、実際に店舗に足を運んでいただくことにあります。そのため、清潔感を意識して全体的に明るいイメージで作った方が良いでしょう。
特にファーストビューの印象は大事なので、配色を考え直し彩度を上げて調整してみましょう。また、下段の文字部分が単調なため、文字組みをして短時間で読み取れるよう、内容をわかりやすくしてみましょう。
たしかに、40・50代の女性を意識しすぎたせいか、落ち着いた配色でまとめすぎていて暗めな印象になってしまいました。コピーは修正依頼があったので変更しましたが、「スッキリ」という言葉も入った事もあり、だいぶ清潔感のある印象になりました。
下段部分も文字組みをしたことにより、かなり読み取りやすくなったと思います。 後から「人は実年齢より自分を5歳くらい若い認識でいるから、ターゲット層より5歳は若いテイストで制作したほうがよい」という情報も得て、やはり落ち着いた配色に囚われず明るい雰囲気で制作して大正解だったと思いました。
線は少なめにする
見出しの下に入っている罫線ですが、その下で見出しと明確にわけている白いボックスがあるので取ってしまいましょう。線は情報量を増やしてしまうため、みだりに増やさない方が美しく仕上がります。
寂しく感じるようであれば、違った使い方を…感想部分は口語的な表現になっているので、カギカッコのライン(線)を装飾として使ってみてはいかがでしょう?
自分でも違和感は感じつつ、装飾がないと寂しく感じてなんとなくで罫線をつけていました。 やはりデザインには意味がないとよくないですね。
カギカッコをつけることで「感想の言葉」ということがわかりやすくなった気がします。
変化をより強調する演出を
施術事例のBefore→Afterは、変化があった演出をしてもいいかと思いました。Afterの方で良くなっているのは間違い無いので、明るい印象にするため、さりげなくキラキラした装飾を施してみましょう。
文字も、背景にグレーを引いてしまうとコントラストがハッキリしなくなるため、効果を訴求することと清潔感を主張する意味で白背景、境界がなくなるので罫線で巻いてみましょう。
装飾をつけたことでBefore→Afteが強調され、より「綺麗になれる」と期待できるデザインになりました! 装飾の引き出しを増やさなければいけないし、細部までこだわりを持つことを忘れてはいけないなと思いました。
レビューを受けて身についたこと・感想
1人で制作していたら気がつけない指摘をたくさんいただけて、レビューを受けるのと受けないのではスキルの伸びが全然違ってくるだろうなと思いました。フリーで活動していると指導受けられる場が限られるので有り難かったです。自分の得意不得意や今後の課題が明確になりました。
今後の課題
客観的な視点をもつことは、デザイナーとして常に課題になります。自分の想像力で限界を感じる時は、レビューを繰り返し受けることでデザインのスキルアップになります。お客様のためにも、より良いものを提供できるよう、一緒に頑張っていきましょう。